「子どもの意欲と自立性を育てるピアジェ理論の導入」
ピアジェ理論の教材を使い、年齢に応じた教育を行います。ピアジェ教育の目的は、子どもの意欲を引き出し、自律(立)心を育てることです。
具体的には、日々の中心活動の中で、「ピアジェ教材」を用い、遊びを通して「自律心=他人と関わり合う力=コミュニケーション能力」を育んでいきます。
【基本的なピアジェクラスの流れ】
①自分自身で考える
②自分の意見を自分の言葉で発表する
③他人の意見を聞く
④人との違いに気づく(気づかせる)
⑤自己修正を行い、自分の意見を完成させる
ピアジェ教育って何?
自由でのびのびと名目で基本的なしつけをせず子どもを放任したり、逆に子どもの発達段階を考えずに記憶に頼る教育を押し付けるケースがあります。しかし、ピアジェは「教育とは創造する人を作ることです。教えられたことを繰り返す人よりも、常に自分で考え、新しい知識を作り出し、発明していける人をつくらなくてはいけません」と述べています。先生に教えられるのではなく、子どもがあそびの中で自分から働きかけ、その環境の手応えを感じ取り、豊かな刺激を受け取ることによって、子どもは自分自身を発達させていく創造的教育をピアジェ教育といいます。