幼児教育の無償化には賛否両論があります

無償化が始まり、毎日のように関連したニュースが報道されています。反対意見の主なものは…

「無償化より先に、待機児童解消のために保育園を作ることが先でしょう」「無償化により、働くお母さん方が増えて待機児童が増加するのでは」「幼稚園も保育所も保育料は無償であれば、幼稚園より保育所を希望する家庭が増えるのでは=待機児童の増加」「給食費は実費負担となったことで、低所得者世帯の中には今までより負担が増えた世帯がある」「保育士不足がさらに助長され、保育の質が心配である」「無認可保育所にも公金を投入するのは、問題がある」等々

個別の反対意見に関しては、今日はふれませんが、ただ一つ言えることは「社会の変化」により保育ニーズが強まり、都市部においては「待機児童問題」地方においては「幼稚園の定員割れ」という問題が生じているという現実があります。まずこのことをしっかりと認識して、時代の変化により制度を変えなくてはいけなくなった理由を理解しましょう。

 

2019年10月03日